胃がんはがんの死亡数では男性では肺がんについで2位、女性では大腸がん、肺がんについで3位となっており注意が必要ながんです。館林市、邑楽郡では胃がん検診はバリウムによるX線検診で行われてきました。しかし受診率は年々低下傾向にありその向上が急務でした。このなかで平成29年度から館林市の胃がん検診に従来からのX線検診に加え内視鏡検診が導入されました。また平成30年度からは邑楽郡5町でも胃内視鏡検診が開始されます。X線検診による胃がん検診は古くからの歴史があり死亡率減少効果が証明されています。内視鏡による検診は一部の自治体で行われてきましたが、データが蓄積され内視鏡検診にも死亡率減少効果があることがはっきりしてきました。これを受け2014年に厚生労働省から内視鏡による検診も可能であるとの主旨の通達がありました。その後内視鏡による胃がん検診を開始する自治体が増えています。一般にX線検診では胃がんの発見率は1000人に1〜2人程度ですが内視鏡検診では4〜6人程度の胃がんが発見されると言われています。最近は鼻から細い内視鏡を挿入し胃内を観察する経鼻内視鏡が普及し、比較的楽に内視鏡検査ができるようになりました。またカメラの画質もめざましく向上しております。内視鏡検診の導入により受診率の向上が期待され、効率的に胃がんの方を発見し、胃がんによる死亡を一人でも減らすことが期待されます。海宝病院では胃内視鏡健診を積極的に推進し、皆様の健康の維持に努めてまいります。
 ※ 館林市胃内視鏡健診の受付は館林市健康推進課(保健センター内)となります。 館林市仲町14-1 電話 0276(74)5155